テレビのバラエティ番組やドラマの影響は 今でも計り知れないものがありますね。

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主役で、吉田松陰の妹の文と、 準主役で文の再婚相手でもある楫取素彦。

この二人の終焉の地である防府では大河ドラマを機に 2人の知名度アップを図るキャンペーンが展開されていて 防府天満宮には銅像が完成しました。 銅像は、防府天満宮にある貞宮遥拝所のそばに建っています。

除幕式には知事も出席し 「県内外から多くの観光客に足を運んでいただきたい。銅像建立を契機に 地域全体が元気になってほしい」 と、挨拶したそうです。

防府ではさらなる知名度アップをめざし 楫取夫妻の好物である「卵かけご飯」キャンペーンも行っています。

楫取に関する数少ない資料の一つに フグやウニと並び「卵かけ」が好物だという記述があったことから 夫妻の好物として売り出し 現在、防府市内の13店舗で「しらす」や「タコライス風」などの 卵かけご飯を提供しています。

防府市長は 「これから大河ドラマに防府が登場する。その前に舞台を訪れ歴史を体験すれば いっそう楽しめるでしょう。お待ちしています」と話しています。

大河ドラマで地域振興はよく聞く話です。

いろんなきっかけで、様々な場所に活気が出ると 日本全国で元気を取り戻せそうな気がします。

是非、大河ドラマで熱い防府に訪れてみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部