全国の各自治体では、様々な形で財源の確保に挑んでいます。 税金以外でも収入を増やすことによって、市民の生活も潤うことにもなりますよね。

そんな中、新たな財源確保を目指す加古川市が 職員使用のおよそ1000台のパソコン画面に載せる広告を 民間業者から募ったそうです。 多数が募集するのかと思いきや・・・ 大塚製薬神戸支店の1社しか参加がありませんでした。

しかし、4月からこの会社の栄養ドリンクが 職員パソコンの画面いっぱいに表示されるためか 加古川市役所内の販売機の売り上げに変化が出ているそうです。

職員がパソコンを起動すると、5秒程度、画面に広告画像が映ります。

こうした活動は加古川市以外も財源確保策として取り組んでいますが 加古川市では広告料を1か月1万円と設定し、3月初めに入札を実施しましたが 応募枠の3社は集まらなかったそうです。 ※加古川市は残り2枠を先着順で受け付けています。

加古川市職員は 「サブリミナル効果なのか、妙に『元気ハツラツ』が頭に残る」 「コンビニで思い出して買ってしまった」 などと話しています。

庁内でオロナミンCを置く自動販売機は売店コーナーに一つあるだけで 広告の影響は同じ自販機にあるほかの会社の栄養ドリンクにまで及び 数日で売り切れ、補充されたということです。

この記事自体、オーバーな表現なのでは？とも思いますが・・・ もう少し読み進めてみると

昼休みには自販機の前で腕組みする職員の姿が見られ 売店の女性は 「オロナミンCを飲みたいと思って来たら、ほかの栄養ドリンクも 同じ値段なのでどちらを選ぶか悩む人もいるみたい」と話しています。

加古川市などが行っている新しい財源確保の形、民間企業でも使えそうですね。

と、この引用記事を見る限り 絵に描いたような広告効果があるように見えますが 職員の中には、起動する度にこの画像が出て来て・・業務に差し障りが・・ なんてまぁ、言えないのが現状でしょう。

実際に、もう少し細かな実態をレポートしてみるのも良いのでは？ と、思うのですが。


 執筆：街コミNAVI編集部