いまでは全国的に親しまれるようになった"よさこい"ですが、長野でも今回、そんなオリジナルのよさこいを披露するというイベントが開催され、賑わいをみせたようなんです。

長野で開催されたのは「NAGANO善光寺よさこい」というもので、長野では毎年恒例となってオリジナルのよさこいで地域を盛り上げようと開催されている人気のイベントもあるのだとか。 オリジナルのよさこいを披露するために今回のイベントには、以前は長野だけでなく県外からもチームが集まっていたのですが、今回は長野の県内のチームに限定して行われたとのこと。

もともと、よさこいというのは"夜さり来い"といい言葉が変化したものだそうで、様々な形式のものがあったようですが、今ではさらにそうしたよさこいの形式は多種多様になり、各々が考えてオリジナルのよさこいを考案するというのも珍しくなくなってきているようです。

よさこいとのは立派な伝統芸能ではありますが、様々な形式や要素が加わることで新たな伝統芸能として新しい形のよさこいが生まれてきているということなのかもしれませんね。

今回の長野のイベントでは県内のよさこいチーム7組が参加したそうで、長野市街地のど真ん中で迫力満点のよさこいが披露されたとのことで多いに盛り上がったことでしょう。

それにしてもこうしたイベントが開催されることからもよさこいというの不思議と人を惹きつけてやまない魅力がある伝統芸能ということがよくわかりますね。

（2021年10月26日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部