日本の各地では春を迎え 様々な花や植物によって彩られる季節になりましたね。

そんな中、兵庫でも春を彩る花が見ごろを迎え 人々の目を楽しませているようです。 兵庫にある曹洞宗の寺院・隆国寺は 「但馬ぼたん寺」として多くの人に知られてます。

ちょうどその隆国寺のぼたんが、赤やピンク、白の鮮やかな花を 今年も無事に咲かせたそうです。

この兵庫にある隆国寺は、関西花の寺25ヶ所第6番札所の花の名所として有名で 寺の山門に広がる「ぼたん苑」には、70種・約1000株のぼたんが植えられています。

ぼたんが一面に咲き誇るシチュエーションを想像するだけで なんだか胸が高鳴りますよね。

この兵庫で美しい姿を見せているぼたんですが 原産は中国で、大昔に日本にやってきていたそうです。

見た目の美しさから、日本では俳句などの日本文学の中でも美を表す言葉として 昔から使われています。 この事から、ぼたんの花は時代を超え人々に愛されているのがわかりますよね。

また、このぼたんは根の部分は漢方薬としても古来から活用されていて 鎮痛や止血に効能があるために重宝されていたみたいですよ。

ぼたんというのは目で楽しむだけの物でなく 私たちの生活に昔から役に立ってきた、日本の文化に密接な植物なんですね。

そんな、ぼたんが咲き誇っている兵庫に 皆さんも一度、訪れてみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部