春を感じることのできるお野菜「タケノコ」の出荷が 兵庫県の姫路市で始まっています。

関西地区で、タケノコといえば京都を連想する人も多いようですが 兵庫の姫路・太市地区はおいしいタケノコが収穫できるタケノコの里だといわれています。 兵庫・姫路のタケノコはアクが数なく ほっこりと柔らかくおいしいタケノコとして知られています。

鉄分に富んだ赤土の粘土質の土壌で育った兵庫のタケノコは 適度なシャッキリ感と香りの高さ、そしてほろっとくる甘みが自慢です。

食通の間でも人気があり、評価の高いタケノコとして愛されています。

タケノコは色白で、見た目がただ美しいというだけでもなく エグみが少なくやわらかで食べやすいです。

兵庫の豊かな土壌と気候があるからこそ、こうした立派なタケノコが育ちます。 旬のタケノコはタケノコご飯として食べたり、土佐煮にしたり天ぷらにしても美味しいです。

一度食べたら、だれもが病み付きになってしまう兵庫のタケノコ。 湯がくのには少しコツが必要なんですね。

まずは、タケノコの皮をむいて、鍋の大きさに合わせてカットします。 鍋にタケノコをたっぷりいれて火にかけます。

火加減は常に沸騰している状態を保つようにしましょう。 煮あがってからさらに1時間ほど茹でます。

茹であがりは、根の部分にお箸が刺さる状態がちょうどよいです。 火を止めて30分以上は火蒸しをしてから水にさらすようにしましょう。

下茹でをしっかりとすることで、タケノコの旨味がぐっと引き立ちます。 兵庫のタケノコ、一度ご家庭で調理されてみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部