世の中には多くの「○-1グランプリ」と名の付くコンテストがありますね。 「F-1グランプリ」や、「M-1グランプリ」といった芸や技術を競うものから 「B-1グランプリ」のようなご当地グルメを競うものまでさまざまあります。

この他、世の中には一風変わった「○-1グランプリ」が存在するのをご存知でしょうか。

そんな中でも特に変わったコンテストが 倉敷市の水島東常盤町商店街で開催されている「いすー1グランプリ」です。 競技の内容は、三人一組のチームがリレー形式で事務椅子に座ったまま 決められたコースをいかに早く走れるか競うレースです。

このレース、なんと6年の歴史を持ち、全国各地で開催（台湾でも！）されている大会で 今回、倉敷での開催は昨年に続き2回目となります。

名前を聞いた印象だけでは、すこし笑いに走ったイベントなのかと思いきや始まってみると予想以上に盛り上がるそうで、出場者も応援する人もかなりの熱量で挑むことになるそうです。

去年は81チームが出場し、今年は80チーム限定で募集しているみたいですね。 イベント企画者の「ミズシマ盛りあげ隊」の方も倉敷・水島の新しい名物になるよう 期待をかけているようです。

コース周辺では飲食ブースやイベントブースも設けられ、レースだけでなく ある種のお祭りとしても楽しめるこのイベント、観戦に行ってみると倉敷の新たな一面に 出会えるかもしれません。

また、全国の「いす-1グランプリ」の名前を見かけたときは、ニヤリとしてしまいそうです。


 執筆：街コミNAVI編集部