昨年の北陸新幹線の開通で注目の集まる北陸地方。

今後、福井を経由し敦賀までの開業を目指し工事が進められていますが、少し先の 北陸新幹線福井開業や福井国体に先駆けて、福井市のJR福井駅西口には再開発ビル 「ハピリン」が4月28日にオープンしました。 商業施設「生活創庫福井店」の閉店を受けて、2002年に県や市が駅西口中央地区の 開発基本構想を策定してから14年かかっての開業となりました。

「にぎわい交流拠点」をコンセプトに中央市街活性化 おもてなしの拠点として期待されています。

ハピリンは地上21階、地下2階建てで、福井県内1の高さを誇ります。

7階以上はマンションとなっていて、88戸完売とのこと。 4階には福井市総合ボランティアセンター、5階にはドームシアター付きの 福井市自然史博物館分館「セーレンプラネット」と、まさに福井の顔となる複合施設と なっています。

1・2階は飲食店を中心に20テナントが入り、GWというのもありオープン直後から 大にぎわいを見せています。

そして、福井市にぎわい交流施設として1階に「ハピテラス」 3階に「ハピリンホール」もオープン。

ハピテラスは全天候型のイベントテラスで あいにくの雨となったオープニング式典もここで行われました。

ハピリンホールは能楽堂も併せ持った多目的ホールとなっていて 両者とも年内の土日のスケジュールは、ほぼ満杯となっているほどの人気ぶりだとか。

福井県外からやってくる方はまだこれから増えていくところだと思いますが これから新幹線開通までに万全な準備が整っていくのが楽しみですね。


 執筆：街コミNAVI編集部