近年では機材の進歩などもあり一般の人でもきれいな映像、音声を録ることができるようになり 自主製作の映画などが増えてきていますし、そうした作品を発表する場も増えてきていますね。

そうした時代の中にあって、なんと三島では延べ6,000人もの市民が参加して 市として映画を製作する試みが行われたのだとか。 それが、三島市制75周年記念事業の一環として 制作された映画「惑う After the Rain」です。

2014年7月に三島市民らが中心となって立ち上げられた 「みしまびとプロジェクト」によって制作が進められてきました。

脚本段階からワークショップや講演会、座談会を開催し、地域の特徴や個人の思い出を 多くの市民から聞いて作られたというこの映画、市民を中心として制作しています。

制作は地域を題材とした映画で知られる「ものがたり法人FireWorks」 メインキャストに佐藤仁美、宮崎美子、斎藤洋介らを起用するなど、本格的な映画としても 楽しめること間違いなしとなっています。

物語のテーマは「変わりゆく時代の中で世代を超えて受け継がれる家族愛」で 世代を超えて伝えていきたい愛の姿を日本女性の生きざまを通して描いているとのこと。

4月29日に関係者向け試写会が三島市民文化会館で開かれ 5月1日以降ロケ地限定試写会が開催されていきます。

国際映画祭への出品も予定し、ロードショーは今年の冬の予定だそうですよ。 プロの技と地域の思いが詰まった作品、見にいってみてはいかがでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部