日本全国には大小様々な河川が流れ その中には、様々な魚が生息しているのはご存知だと思います。

そんな中で日本らしい魚といえばみなさんは何を思い浮かべるでしょうか？

今、川崎では日本固有の魚として有名な「アユ」の遡上が ピークを迎えているということで、この季節の風物詩としての姿を見せているようです。 川崎を流れる多摩川では今、天然のアユが遡上している姿を見る事ができ 注目を集めているようですが、アユの「遡上」とはどのようなものなのでしょうか？

実はアユは川魚として有名ですが、実は淡水で生まれ一度海まで下り 成長して、また生まれた川へと戻ってくる回遊魚だということをご存知でしょうか？

今回、川崎で見られている光景はそんなアユが海から生まれた多摩川へと 帰ってきている姿だったようですね。

アユは食べても美味しい魚として有名ですが、近年では水質の汚染などで その姿を見なくなったり、河川の整備のためにアユが遡上しにくい川へと 変化していたりと、アユが生息しにくい環境の所が多くなっているのではないかと 思います。

そんな中、川崎ではアユが遡上しやすいように専用の魚道と呼ばれる 魚専用の通り道を設けるなどの努力をしているようですね。

アユは古来から日本の風物詩として親しまれている魚ではないかと思います。

そんなアユが生息しやすいように 川崎の努力が今回の光景を生み出しているのでしょうね。


 執筆：街コミNAVI編集部