さて、いよいよ夏の参議院選挙が迫り 初めて18歳以下の全国民が選挙権を持つ選挙が実施されようとしています。

選挙法改正後初の選挙ということで、全国各地で若者に向けた選挙のPRが行われていますが 三郷市でも若者に向けた選挙PRの試みが実施されています。 三郷市が毎月15日に発行している広報誌「広報みさと6月号」には 女子高校生と母親の会話を通して「18歳選挙権」をPRする漫画が掲載されました。

漫画のタイトルは「18歳からの選挙権！私たちの声を、私たちの将来に」となっていて 広報誌の表紙もこの漫画になっています。

漫画自体は2ページで、選挙制度や法改正の意味 インターネットでの選挙活動などについて語られています。

三郷市で法改正によって新たに選挙権を得るのは約2,400人で、20歳未満の対象市民には 別途、選挙制度の解説がされた冊子が郵送されることになっているそうです。

三郷市の選挙管理委員会と広報室が企画し、選挙啓発費から35万円が この漫画製作に充てられたということです。

やはり全国で進んでいるこうした啓発運動の特徴は、漫画やアニメ、音楽 インターネットなどの若者文化を利用していくところにありますね。

ただインパクトがあるだけでなく、しっかり実利のある啓発活動になるかが 重要な気がします。

最近は10代の投票についてが話題に上がりがちですが、大人でも投票率が下がっている 現状もありますし、この機会に子供たちと一緒に私たちも選挙について もう一度考えてみる必要もある気がしますね。


 執筆：街コミNAVI編集部