国際化社会が進んでいる現在の社会。海外旅行など個人レベルでの国際交流は当然盛んとなってきて いるわけですが、実は自治体レベルでの交流も盛んになっているのを皆さんは知っていますか？

群馬県では、ベトナムとの国際交流、特に経済分野における交流を深めていて、今年の2月には 群馬県知事や議会議員、企業経営者などで構成される「群馬県ベトナム経済訪問団」が ベトナムを訪問するなどの活動が行われています。 ベトナムはASEAN諸国の中でも今後特に成長及び市場性が期待されるということで、群馬県は 交流を進めていますが、やはり県としての交流を図るのであれば、そこに住む市民たちにも 交流相手のことを知ってもらうのが当然必要となってきます。

現在、群馬県は人口100人あたりに対するベトナム人の人口が全国で1位で、ベトナム人の受け入れを 進めるなどの制作も進められているんだとか。

そうした状況を受け、群馬県立図書館では、講演会や資料展示など、ベトナムについて知るための 企画が開催されています。図書館1階の展示コーナーではベトナムに関する本約200点を特設コーナーで 展示していて、8月6日には共同通信社元ベトナム特派員の三宅和久さんが「現代ベトナムを知る」と 題した講演を行いました。

8月21日にも伊勢崎署国際連絡員の石川ウィンさんが「ベトナムと群馬県」という講演会を行います。

皆さんの住んでいる自治体でも、海外の都市と姉妹都市となっていたり、自治体としての国際交流を 図っていることがあるかもしれません。調べてみると面白いかもしれませんよ。


 執筆：街コミNAVI編集部