秋と言えば様々なイベントや催しなどで賑わう季節であることは、皆さんもよくご存知なのでは ないかと思います。

そんな中、山形の小学校でも一風変わった催しが開催されたという事で注目を集めたようです。 小学校の秋の行事といえば「運動会」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか？

今回、山形にある宮宿小学校では運動会は運動会でも「かぼちゃ大運動会」と呼ばれる 行事が開催され賑わいをみせたのだとか。

この山形で開催された「かぼちゃ大運動会」、その名のとおりにかぼちゃを使用した運動会なのだ そうですが、徒競走の景品としてかぼちゃが贈られるだけでなく、かぼちゃをリレーのバトン代わりに 使用したりと一風変わったユニークな運動会となっているのようです。

しかし、なぜ「かぼちゃ」を使った運動会がこの山形の小学校で開催される事になったのでしょうか？

実はこの「かぼちゃ大運動会」は元々、戦後の食料品不足、物資不足の時代に生活が苦しく 困っていた児童を励ますため、賞品としてかぼちゃが提供され使用されたという事に由来するのだとか。

そんな地域のひとの優しさによってこの「かぼちゃ大運動会」というユニークな行事が 生まれたようです。

物資不足の問題が無くなった現在ではかぼちゃを楽しく、さらには美味しく食べる事のできる ユニークな行事となりましたが、元々は地域の人々の優しさから生まれた素敵な行事だったのですね。


 執筆：街コミNAVI編集部