皆さんは「姉妹都市」ってご存知ですよね？

国内の都市同士のものから、他国の都市との国際的な交流まで、現在はさまざまな姉妹都市が 締結されています。とにかくかなりの数の自治体で姉妹都市が締結されていますが、山口県 下関市は、お隣韓国の釜山と姉妹友好提携をむすんで今年で40周年。

・・・ということで、さまざまな企画や催しが開催されています。 下関の夏を代表する馬関まつりでは、初日に「朝鮮通信使」の再現イベントが繰り広げられました。

朝鮮通信使は朝鮮王朝時代に日本に朝鮮の文化を伝えた外交使節団で、下関は通信使の最初の 本州上陸地とされています。朝鮮通信使行列の再現イベントは、釜山市の知名度を上げる グローバル観光商品として最近、注目が集まっているんだとか。

「正使」役は釜山市の徐秉洙市長が務め、釜山市と下関の市民合わせて約200人が朝鮮王朝時代の 色鮮やかな衣装を身にまとい、伝統的な音楽や踊りに合わせて関門海峡沿いなどを練り歩いた のだそうです。

そのほか、両都市の代表的な芸術団が交流公演を行うなど、交流は大いに盛り上がりました。 10月には釜山市で40周年を記念するイベントが開催され、中尾市長や下関市民約150人が参加する んだとか。

記念ロゴマークが作られたり、民間で記念ツアーが企画されたりと、釜山との交流は今非常に 盛り上がりを見せているところのようです。皆さんの地元でも、しらなかったけど実は姉妹都市 だったということもあるかもしれませんし、一度チェックしてみてはいかがでしょう？


 執筆：街コミNAVI編集部