北見市の学校法人栗原学園が、北見産のタマネギを使った「世界一長い野菜の串焼き」に挑戦し ギネス世界記録の認定を受けました。その記録はなんと56.89メートル。

ビルの高さに例えると15~20階以上に相当する高さです。 この記録は構想から実現まで1年半の時間を費やし、同学園が運営する専修学校の生徒や教員 関係者らが協力して打ち立てたとのこと。

きっかけは同学園が2015年に迎えた創立60周年の節目を記念し、「ギネスにチャレンジ」という 声が自治会から上がったそうです。

今年1月に、地元をPRしたいとの思いから北見産タマネギにこだわった野菜の串焼きに 挑戦することが決まったそうです。

そして来る7月1日。北見青年会議所やJAきたみらいの職員をはじめ調理師や測量士も総出で 見守る中、同学園のグラウンドで生徒ら311人が串焼きに挑みました。

使用した北見産タマネギはなんと517個。当初61メートルを目指しましたが、焼くことで タマネギが縮まり、認定記録は56.89メートルとなりました。

挑戦の様子を収めた動画はギネス世界記録を認定するギネス・ワールド・レコーズ社（英国）に 送り、8月18日にギネスの認定証が同学園に届きました。

学園の創立60周年記念、北見のPR、そして何より生徒達の頑張りによって得たギネス記録。 生徒達の喜びもひとしおだったでしょうね。

大成功で流した涙は、きっとタマネギが目にしみただけじゃないはずですよね。


 執筆：街コミNAVI編集部