皆さんは日本の花と聞くと何を思い浮かべますか？多くの人が思い浮かべるであろう、日本を 代表する花の桜と並んで支持を集めるのが菊の花ではないでしょうか？

日本の国花としても定められ、昔から家紋に取り入れられるなど日本人に親しまれてきた菊。 秋の花ということで、全国各地で菊に関連したイベントが多く開催されました、埼玉県川口市でも 愛好家たちが丹精込めて育てた菊の花の展覧会が開催されました。 それが「第62回菊花展」。今年で62回を迎える、川口市の伝統的な菊の展覧会、秋の風物詩として 10月24日～11月21日まで川口市立グリーンセンターで開催されました。

会場内には色も形も様々な菊の花がずらり。こんなにバリエーションがあるのかと驚かされるほど ですが、菊の花は昔から、育てた人の技術や想いが直接、花に表れるといわれているんだそうです。

会場には川口市内の愛好家たちが丹精込めて育ててきたさまざまな形や色の切り花や鉢植えなど およそ600点が並んだのだそうです。川口好菊会会員が展示内容について説明してくれたり 初心者でも楽しめることができるようになっていました。

（花を見て楽しむのに初心者も何もないかもしれませんが…）

11月3日には審査会も開催され、花の大きさや花の中央へと揃う花弁の向きなどが高く評価された 「国華感銘」という品種が最優秀賞に決まりました。花を育てるのは、ペットや子供を育てるのと 同じくらいの奥深さや面白みがあるものなのでしょうね。

興味のある人は、是非、来年以降でも一度足を運んでみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部