テクノロジーが進化し、AIやロボットが広く普及しつつある現在。様々な分野でAIやロボットの活用は模索されてきて、実用される例はまだまだ多くはありませんよね。とくに接客業などをロボットがしていると、私たちはまだまだ違和感を感じるでしょう。

しかし、そんな違和感を逆に楽しんでしまおうという考えのもと、ロボットを導入している施設が、長崎県佐世保市にあります。 それが、皆さんご存知、佐世保市にあるテーマパーク「ハウステンボス」のオフィシャルホテル「変なホテル」です。

「変なホテル」は先進技術を導入し、ワクワクと心地よさを追求した世界初のロボットホテルで、フロントでは多言語対応のロボットたちがチェックイン・チェックアウトの手続きを行い、クロークではロボットアームが荷物を預かり、手荷物はポーターロボットが部屋まで運ぶという、全てをロボットが行うというホテルなのです。

受付には3台のロボットがいるのですが、真ん中は人型ロボット、そして両サイドのロボットはどちらも恐竜と、かなり変です。

前情報なし出来たら戸惑ってしまうこと間違いなし。2015年7月にオープンし、昨年「世界初のロボットホテル」として、ギネス世界記録認定も受けました。大きな話題となったこの変なホテルは、対に佐世保を飛び出し、今年3月に東京ディズニーリゾート周辺に第2号棟をオープンする予定だそうです。

ハウステンボスは、現在新しい子会社を設立し、それを通じてサービスロボットの技術開発や利用提案などの事業に参入することを1月30日に発表し、この変なホテルの運営などで得たノウハウなども、これからの事業に活かしていく方針だそうです。

みなさんも長崎に訪れる際には佐世保まで足を伸ばして、ハウステンボスと変なホテルを満喫しに行ってみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部