今や日本で1、2を争う人気スポーツとなったサッカー。1993年に初めてJリーグが開幕してから、20年あまりで日本のサッカーの実力と人気は大きく上がり、現在では世界で活躍する選手も少なくありません。

日本の国内リーグに関しては、テレビなどで目にするのははほとんどがJ1の試合だと思いますが、実はその下にJ3、JFL、地方リーグなどがあります。現在でもJリーグ昇格を目指すチームは全国で増え続けていますが、各リーグに昇格するには協会が定めた基準などをクリアすることが必要となっています。

そんな中、東京都町田市を本拠地とするJ2に所属する町田ゼルビアでは、J1昇格に向けて環境整備が進められています。 現在の規定では、J2は10,000人以上、J1は15,000人以上収容のホームスタジアムを持つことが義務付けられているのですが、現在町田ゼルビアのホームスタジアムである町田市立陸上競技場は収容人数10,328人。

現在の状況では、試合で結果を出しても、規定によりJ1に昇格することはできません。

しかし現在、町田市では「野津田公園スポーツの森を自然の中で楽しむ総合スポーツパークとして整備する計画」という計画が検討されていて、その一環として町田市立陸上競技場を改修し、15,000人規模のものにする計画が上がっているのだそう。

そこで現在、町田ゼルビアの後援会では、この整備計画に賛同する署名運動を開始。

オンライン上で署名できるようにしたことで、賛同する人は誰でも気軽に署名を行うことができるのだそうです。結果を出せても環境の問題で昇格できないというのは非常に無念でしょうから、是非頑張ってほしいですね。チームもしっかり結果を出せるよう、頑張ってほしいです。


 執筆：街コミNAVI編集部