演劇はお好きですか？テレビや映画などで演技を見ることはあっても、生の演劇や舞台を見るのが趣味という人は意外に少ないのではないでしょうか？一部の地域を除いて、日本には気軽に舞台や演劇を見に行く環境が整っていないということもあります。

演劇や舞台の魅力は、テレビなどで見る演技とはまた違ったものですし、日本にはそうした演劇や舞台において豊かな才能を発揮している人たちも大勢います。

そんな、日本の演劇人たちの才能に焦点を当てたイベント「演劇人の文化祭」が、東京都多摩市で開催され、大反響を呼びました。 多摩市文化振興財団が主催し、演劇ジャーナリスト・徳永京子がプロデュースしたこの企画は、パルテノン多摩市民ギャラリーで3月3日～12日の間開催されました。

現在、演劇界で活躍している劇作家・演出家・俳優たちが持つさまざまな才能を、遺憾なく発揮することを目的に開催されたこのイベント。イラストなど、本来の演劇以外の分野での作品が展示されました。

具体的には、演劇作品が生まれるもととなったイラストや、演劇公演で実際に使われた絵画、舞台美術の展示など個性にあふれた作品を展示。関連企画として音楽ライブ、講座も実施して、演劇人の魅力を多角的に紹介する企画展となり、多摩市内外から多くの人が集まりました。徳永さんをホストに、出展作家を招いたギャラリートークなども開催され、演劇ファンにとってもたまらない内容となったようです。

マルチに活躍する人が様々な分野で登場している現在、皆さんの好きな俳優さんなども、意外な特技などを持っているかもしれませんから、調べてみると面白いかもしれませんよ。


 執筆：街コミNAVI編集部