鶏肉はお好きですか？日本には焼き鳥などもありますし、日本の食卓には鶏肉は欠かせませんよね。

そんな鶏肉の中でもブランド鶏肉といえば、どんな鶏肉を皆さんは思い浮かべるでしょうか？比内地鶏や名古屋コーチンなど、有名なブランド地鶏が日本中にいますが、福井県では新たな県産地鶏が誕生し、現在ブランド化へ向けて動き出しているのだそうです。 福井県では、福井県内の鶏肉専門店などからの「目玉になる商品がほしい」との要望を受けて県畜産試験場が卵も肉もおいしい県産の地鶏開発を2014年から開始。

昨年開発が成功し、今年の4月からそのひな鳥が生産者に供給される予定となっているのだそう。

最初は県内の8軒の農家に2,400羽を供給し飼育。今年6月には卵、来年5月ごろには肉を出荷して県内で流通させる予定とのこと。供給開始を前に生産者や流通業者、提供店など26業者で構成する新地鶏推進協議会も設立され、流通前までにブランド名も決定する予定です。

実は福井県では、以前　昭和60年ごろの地鶏ブームに伴って「越前地鶏」が開発され、1992年には県の特産ブランド品にも指定されて流通していましたが、価格競争に勝つことができず2003年に生産中止となっていたという過去があり、今回のブランド鶏生産はリベンジともいえそうです。

私たちが食べられるようになるまではもう少し時間がかかりそうですが、鶏肉好きの人は是非チェックしてみてくださいね。リベンジなるか、注目です。


 執筆：街コミNAVI編集部