普段、飛行機は利用しますか？仕事などでよく乗る人もいるでしょうし、多くの人が1度は乗ったことがある飛行機ですが、飛行機が発着する空港はやはり都市部には作れないので、多くが中心都市から少し離れた場所に建設されています。

…となると、空港がその地域の活性化に与える影響はやはり計り知れないものになりますよね。

空港がある地域として特に有名なのが、関西国際空港のある大阪府泉佐野市。そんな泉佐野市では、その空港内での販売マーケットを活かし、地域の活性化を推し進めています。 4月5日には、静岡県裾野と泉佐野市が「特産品相互取扱協定」という協定を結んだことが話題となりました。

これは、互いの特産品などをそれぞれのイベントなどでPRしあったりして地域の活性化を目指す協定で、裾野市の特産品などは関西国際空港にある泉佐野市直営の土産売り場などで売り出されるとのこと。

泉佐野市では、平成27年11月に栃木県佐野市との締結を皮切りに、次々と各地の地域と特産品相互取り扱い協定を結んでいて、これまで20もの自治体と協定を結んできました。

協定の相手としても観光客や外国人の人たちに地域PRができるという点でかなりうまみがありますし、泉佐野市としても全国各地にPRの拠点ができるのはうれしいことですよね。泉佐野市がここまで協定をたくさん結べるのは関空があるからこそだとは思いますが、日本全国でこうした自治体同士の連携の機運が高まっていけばいいなと思います。

皆さんも関空を訪れた際は、泉佐野市の直売所をのぞいてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部