皆さん、時代劇はお好きですか？毎年大河ドラマを見ている人もいると思いますが、日本には時代劇モノのテレビドラマも多くありますよね。「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」など、実在の歴史上の人物をもとにした時代劇は多くありますが、大岡越前が思い浮かんだ人もいるのではないでしょうか？

主人公である、江戸時代中期の南町奉行大岡忠相はドラマキャラクターとしても有名ですし、歴史上の偉人としてもエピソードが現代まで語り継がれています。そんな大岡越前の功績をたたえる祭りが例年、神奈川県茅ヶ崎市で開催されているそうですよ。 大岡家は元々、茅ヶ崎の是村を領地として納めていて、2代当主忠正は茅ヶ崎北部に浄見寺を建立し、以来浄見寺は大岡家代々の菩提寺となり、大岡忠相もこの茅ヶ崎のちに眠っているのだそうです。

大正時代に大岡忠相には従四位の称号が送られることになり、その贈位式が墓前で行われる子ことになったのが、今回ご紹介している「大岡越前祭」の起源となったのだとか。

関東大震災や戦争などで中断するものの、1956年から復活し、現在では茅ヶ崎の春まつりとして親しまれています。62回目の開催となる今年は4月22，23日の2日間にわたって開催され、バザールやコンサート、パレードなど様々なイベントが開催され、茅ヶ崎内外から多くの人が訪れたということです。

これから全国各地で地域の特色のあるイベントやお祭りがどんどん開催されてきますから、皆さんも是非地元のまつりや、他地域のイベントに積極的に参加してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部