近年地域の活性化のためにさまざまな方策を各自治体は打ち出していますが、最近は観光客の誘致という以上に移住者、定住者の誘致に力を入れている自治体も多くあります。

ポータルサイトの開設やPR動画の作成などさまざまな手段で誘致行い、定住促進のための施策も行っていますが、これからを担う若い世代にとってはやはり金銭的な面などでの支援がやはり大事になってきますよね。そうした中、移住者への金銭的な面での優遇、支援を打ち出す自治体も増えてきていますが、茨城県筑西市でも新しい制度が導入されることになり、注目を集めています。 筑西市では様々な支援金制度がありますが、その中の1つで、2015年から始まったのが「若者・子育て世代住宅取得奨励金制度」です。

この制度は新築・中古住宅を購入した若者・子育て世代の市民に対し、一世帯につき50万円の奨励金を交付するという制度なのですが、6月1日から始まった新制度は、この「若者・子育て世代住宅取得奨励金制度」を利用している世帯の住宅ローン金利を優遇するというもの。

住宅金融支援機構と協力して、同機構の住宅ローン「フラット35」の金利が当初の5年間、通常よりも0.25%引き下げられるのだといいます。

制度の利用には年齢など、複数の条件がありますが、若い世代にとっては非常にうれしいこの制度。筑西市に住んでいる人は是非利用を検討してほしいですし、移住を考えている人も是非参考にしてみてくださいね。

筑西市の人口維持にこの制度が活躍することを期待したいです。


 執筆：街コミNAVI編集部