皆さんの住んでいる地域には、地域で活動している市民団体はありますか。

スポーツチームであったり、芸術集団であったり、劇団であったり、地域には市民によるそうしたチームや団体などがあるものですが、そうした団体の中で代表的なものが、吹奏楽団です。普段、興味がないとあまり目につきませんが、実はかなり多くの地域で、地域の吹奏楽団というのはあるのです。

そんな中、東京都八王子市では先日、八王子市民吹奏楽団による100回目の演奏会が行われました。 八王子市民吹奏楽団は「八王子を音楽の街に！」を合言葉に結成されたアマチュア吹奏楽団で、1962年に吹奏楽を愛好する市民を中心に結成された楽団。

定期演奏会に加え、依頼演奏なども行っています。基本的に春の定期演奏会と秋の公演を年に1回ずつ行い、楽団の55周年を迎えた6月17日のいちょうホール大ホールでの第56回定期演奏会の公演で、あわせて100回目の公演となりました。

しかも、この100回目の公演は同時に八王子市制100周年記念事業の市民提案事業としても実施。とにかくメモリアルだらけの演奏会となったようです創立50周年の際に作曲された「組曲『八王子』」も披露されるなど、八王子の楽団による、八王子のための演奏会となりました。

皆さんの地域にも市民楽団があり、定期演奏会を行っていると思います。知り合いが楽団に入っていたということもあるでしょうから、機会があれば是非一度、見に行ってみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部