例年日本の各地で「～周年記念」と銘打ったイベントが多く開催されていますが、公的なもので多いのが、「市制～周年」といったイベントではないでしょうか。

そうした記念に合わせてイベントを開催すれば地域の活性化にもつながっていきますし、各自治体の威信をかけたイベントなども開催されますが、兵庫県明石市でも、2年後の明石市制100周年に向けて様々な企画の準備やプレ事業の実施、PRが進められています。 明石市は1919年11月1日に全国で81番目、兵庫県で4番目の市として市制が施行された街で、2019年の11月1日に市政100周年を迎えます。

明石市では100周年事業へ向けて市内の各種団体や高校生なども交えた「明石市制100周年記念事業 夢会議」を発足。昨年10月から記念事業の内容などについて本格的な話し合いがスタートしています。

2019年は、一部が国の重要文化財にも指定されている明石城の築城から400周年の節目でもあるということで、様々なイベントが提案され、準備が進んでいます。100周年へ向けた機運を盛り上げようと明石市内でプレイベントなども開催されていて、明石市立天文科学館では、同館の60周年が2020年にやってくることも併せて、7月15日～9月3日にかけて「ノーベル賞を受賞した日本の科学者」というイベントを開催するなどしました。

100年間も同じ自治体の形が続くのはすごいことですが、これからもよりよい地域づくりのためにも、100周年の記念事業は素晴らしいものにしてほしいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部