皆さんの家庭には、冷蔵庫はありますか？

今では冷蔵庫のない家庭はほぼないでしょうし、特にこの夏場は冷蔵庫がなくては飲み物も冷やせないし、重宝しているという人も多いのではないでしょうか。

そんな、どの家庭にも1台はある冷蔵庫ですが、実は家庭の中で電力消費量が最も多い家電が冷蔵庫だということご存知ですか？特に古い冷蔵庫では電力消費がかなり大きくなってしまうということで、そんな冷蔵庫関連の電力消費を抑えるために鳥取県が最近始めた取り組みが話題を集めています。 それが「2台目冷蔵庫 もうケッコーですキャンペーン」

家に2台以上の冷蔵庫がある鳥取県の家庭を対象に、2台目の冷蔵庫を回収するというキャンペーンで、冷蔵庫を回収に出した家庭には鳥取県産牛肉と鶏肉のセットが先着200名にプレゼントされます。

「冷蔵庫って買い替えるから、2台以上家にあることなんてあるの？」という人もいるかもしれませんが、新しい冷蔵庫を買った際に、古い冷蔵庫も個人用などで稼働させ続けるという家庭は結構あるようで、鳥取県ではなんと35%の家庭が古い冷蔵庫を新しい冷蔵庫購入の際に処分せずに、併用しているそうです。

これは全国の平均値の2倍以上の数字となるということで、この状況を改善して、電力消費の削減に向けた啓発を行おうというのが鳥取県の狙いなんですね。

電力消費などはこうして言われないと普段あまり意識する機会がないですし、こうした形でキャンペーンとして示していくことが大切ですよ。鳥取県の人は是非このキャンペーンに参加してほしいですし、それ以外の人でも心当たりのある人は、是非1度冷蔵庫も含めた家庭の電力消費について見直してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部