日本の節句行事といえば、「ひな祭り」を思い浮かべる方は 多いのではないかと思います。

高崎では町中にひな飾りを飾る 「第9回高崎市新町ひなまつり」が開催されたとのことです。

ひな祭りって3月でしょ？と思われた方もいるでしょうけど 実は、この「高崎市新町ひなまつり」は2月8日〜3月3日までの約一ヶ月間行なわれます。 高崎にある新町商工会では10年ほど前から、各家庭では飾らなくなってしまった ひな飾りを引き取り、町内の店舗に飾るなどの活動をつづけてきたそうです。

子どもが大きくなるにつれ、飾る事が少なくなってしまったり もしくは飾る事がなくなってしまった家庭も多いでしょう。

そんな家庭に対して、ひな飾りを寄贈してほしいと呼びかけ 約100基の雛飾りが集まったそうです。

ひな祭りの歴史は深く 平安時代以前には既にひな祭りの原型となる遊びがあったという記録も残っており ひな祭りが如何に日本の伝統行事に深く根付いているのかがわかりますね。

そんな、ひな祭りも近年では住宅事情や核家族化によって ひな飾りの登場は少なくなってきているのではないでしょうか？

そのため、本物のひな飾りを目にする事がない子どもたちも いるのではないかと思います。

今回の高崎で行われた催しでは、古いものでは明治時代のものあったりなど 貴重なひな飾りを見る事ができる貴重な機会なのではないかと思います。

今年は町内58店舗に約70基 「明治天皇新町御在所」には8基のひな飾りが飾られているそうなので 是非、一度立ち寄ってみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部