みなさんが生活していく上で 欠かせないものの一つに『電気』があると思います。

その電気に関して、太田では積極的に取り組みが行われているようで 今回、太田に新電力（特定規模電気事業者）を設立する発表があったそうです。 この太田に新しく設立される「おおた電力」は ものづくりイノベーションセンター内に本社を置き 今後、取締役会を開いて、代表取締役を選任し 会社設立の登記を行う予定だそうです。

太田の新電力設立では「電力の地産地消」を目標に掲げ 太田市や太田都市ガスや電力会社が出資し、事業を行なうそうです。

それにしても「電力の地産地消」というのは あまり聞き慣れない言葉ではないでしょうか？

通常「地産地消」といえば その土地で生産された食品や食材を、生産された地域で消費をしようとする取り組みですが これを電力でも行なおうとしているんですね。

実は、太田市では「太陽光発電推進のまち おおた」と都市宣言しています。

これは、太陽光発電所が太田市に3施設あり 最大出力計4メガワットのメガソーラーを所有しているんですね。

つまり、街全体が太陽光による発電が可能という背景がある事から 「電力の地産地消」という、他の地域にはない目標を掲げているようです。

太陽光発電の技術力で、地域の電力をまかなえるようになれば 「電力の地産地消」が今後、主流になっていくのかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部