観光客も増加し、日本に対する世界からの注目が上がっている現在。全国各地の自治体や国が、日本に来てもらうだけでなく、こちらから世界に出て行こうというPR活動などを進めています。

海外で開催される見本市などのイベントに参加して、自治体のブースで自治体の魅力や日本文化をPRするといったことも増えてきていますが、三重県もアメリカでPR活動を行い、忍者パフォーマンスなどを披露して注目を集めたといいます。 三重県が出店したのは「ニューヨークタイムズ・トラベル・ショー」

ニューヨーク・タイムズ紙が主催する北米最大級の旅行見本市で、毎年1月に開催されているイベントで、今年は1月26～28日に開催されました。

イベントには世界中から500以上のブースが出展され、2～3万人もの人が訪れるといいます。各国のブースがずらりと並び、まるで世界一周旅行をしているかのような光景が広がります。ジャパンブースには様々な企業や自治体が参加しますが、今年は三重県もそこに参加。三重県では忍者文化を前面に打ち出しPRを行いました。

忍者は世界的にも独特で人気の高い文化となっているということで、資料配布や説明だけでなくパフォーマンスグループ「伊賀忍者特殊軍団 阿修羅」の実演も交えながらPR。大盛り上がりとなったようです。

やっぱり、日本独自の文化を紹介するのは大事だと思いますし、忍者を知っている外国人はいても三重の伊賀忍者というところまで知っている人は少ないでしょうから、こうしたPRは三重の知名度アップに効果は大きかったのではないかと思います。

こうしたPR活動が地域の活性化につながっていくことを期待したいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部