日本で流行しているものというと、いろいろなものが思い浮かびますが、やはり昨年からのブームが続いているものといえば将棋ではないでしょうか？

藤井四段の活躍に始まった将棋ブームは将棋界全体に広がり、今改めて将棋を始める人が出てきたり、ニュースになる回数も増えていますが、兵庫県宝塚市では、また将棋に関する新しいニュースがあったようです。 そのニュースとは、元プロ棋士・森信雄七段が宝塚市特別賞を受賞決定。

森七段は24歳でプロ入りし、昨年65歳でプロを引退した人物。これまで多くの弟子も育て、29歳で夭折し、小説・映画「聖の青春」のモデルともなった村山聖九段の師匠としても知られます。

森七段は20数年前から宝塚市に在住していて、宝塚市では、その功績をたたえて今回宝塚市特別賞の授与を決定。

宝塚市特別賞は平成20年に創設され、不定期に表彰される賞。これまでサッカー日本代表の岡崎慎司選手や、プロ野球ヤクルトスワローズの山田哲人選手など、スポーツ選手が受賞されることが多かったですが、今年は森七段と、同時に囲碁棋士の石井邦生九段も選ばれ、受賞者は合計7人となりました。

表彰式は3月1日に行われるとのことです。

こうした賞は、地元の有名人などを改めて知るいい機会にもなりますし、これからも宝塚にゆかりのある人物が活躍して、受賞者がたくさん出てくれるといいですね。

宝塚以外の地域に住んでいる人も、地元のこうした賞やその受賞者を調べてみると、新しい発見があるかもしれませんよ。


 執筆：街コミNAVI編集部