近年、「聖地巡礼」という言葉が広まり、映画やアニメ、ドラマなどのロケ地やゆかりの地を巡る人が増えていますよね。

そうした聖地としてのPRに力を入れる自治体も増えてきていて、コンテンツとのコラボレーションを行う地域も増えてきています。さらに最近増えてきているのは、ロケ地としての誘致を積極的に行う自治体。テレビや映画のロケ地としてのPRを行い、地域を活性化させてていこうという取り組みです。

そんな中、長野県上田市も、現在ロケ地としての地域活性化に力を入れていて注目を集めています。 上田市は2016年の大河ドラマ「真田丸」のヒットに合わせて大きな注目を集めた地域。

実は上田市は、1923年から多くの名だたる映画監督が上田を舞台にした作品をのこしている地域で、90年以上のロケ地としての実績を持つ地域。

今でも多くのロケ地が市内にある上田市では、これまで多くの作品が撮影され、いつしか地域住民が撮影にも協力するようになっていき、2001年には「信州上田フィルムコミッション」が設立されました。

1997年から毎年、行政と民間が協力して「うえだ城下町映画祭」が開催されるようになり、市民の映画への協力姿勢や関心は高まり続けているといいます。

現在でもドラマや映画、そしてミュージックビデオなどのロケ地として着実に実績を積み重ねているということで、これからの上田市の映画に関する取り組みにも注目していきたいところです。上田の人、映画好きの人は上田市の映画関連情報をチェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部