現在、平昌オリンピックが開催される中、日本でも2年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックに向けての機運が高まってきていますよね。

機運を盛り上げるための活動として、全国の子供たちを対象にスポーツ体験が実施されていたり、アスリートと触れ合う機会が提供されていますが、特にパラリンピックに関連するイベントは社会学習としても大きな意義があります。

そんな中、埼玉県新座市では、小学生がパラリンピック出場選手を講師に迎え義足体験をするという取り組みが行われています。 この「義足体験教室」は、東京2020公認教育プログラムとして新座市が株式会社LIXILと協力して実施しているもので、小学4～6年生を対象に行われています。

参加者全員がスポーツ用義足を体験し、パラアスリートの講話などを通じて、努力の大切さやスポーツの面白さとともに、障害などについて学びます。

新座市では市内の全小学校で順次この企画を開催していますが、2月16日には新座市立新堀小学校の5年生を対象に実施され、走り高跳び日本代表としてシドニーパラリンピックから5大会連続で出場している、鈴木徹選手が講師として参加しました。

日本ではパラリンピックがようやく最近注目を集めるようになってきたところですし、こうした活動で、オリンピックだけでなくパラリンピックへの機運もしっかり高まっていくといいですね。

もうすぐ冬季パラリンピックも開催されますが、そちらもオリンピックと同じように盛り上がるといいなと思います。


 執筆：街コミNAVI編集部