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2015.04.19.

岩手発!おまけに野菜やお米、魚介類が付く『東北食べる通信』が話題。


雑誌のおまけに、旬の野菜やお米、魚介類がついてくる そんなユニークな取り組みが行なわれています。

これは岩手県花巻市の特定非営利活動法人(NPO法人)の始めた 取り組みだそうです。
情報元ソース:日本農業新聞 食べる通信 “おまけ”が評判 野菜や米、魚介類・・・ 適正価格で買い取り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150404-00010001-agrinews-soci
雑誌のおまけといえば、最近はエコバックなどがついているものも増えていますが 岩手のおまけは野菜やお米なんですから・・・びっくりですね。

これはものすごく豪華でユニークですよね。 東日本大震災をきっかけにこの取り組みはスタートしたそうで 高校生やテレビ局なども参加して、発行は9地域に広がっています。

岩手で始まった「おまけ付」が評判となり、いまや漁協を含め 60の地域・団体が情報誌の発行を希望していて、勢いは止まらない状態です。

岩手県から新しい試みが始まるというのはとてもうれしいですね。

はじまりは、2013年7月に創刊した月刊誌「東北食べる通信」(2580円)。甚大な津波被害を受けた漁師から 「冬場の明け方から水揚げし、殻をむいたカキでもブランド化されないと 浜値が30年にしかならない」 との相談が同法人に入ったことが始まりだそうです。

岩手県を含む震災の被害を受けた東北の地域では 風評被害などで悩んでいる生産者が多くいらっしゃいます。

この雑誌は、そんな生産者に焦点を当てた特集記事のほか おまけの食材を定期購読者へ届ける仕組みで ピンチをチャンスに変えようとしているんですね。

キャッチフレーズは「世直しは、食なおし」。 こうした試みが今後もどんどん増えて 岩手を含む、東北で作られる作物がもっと多くの人に 愛されるようになればいいですね。


 執筆:街コミNAVI編集部