2016.05.19.
沼津でおいしいお茶を飲もう
日本の伝統文化ともいえるお茶。 そんなお茶を作る人たちの最高の栄誉や夢とは皆さん何だと思いますか?
それは歴史ある「天皇陛下への献上茶」指定農園となることなのだそうです。 献上茶は毎年静岡県内の茶産地から指定された農園で栽培されたものが使用されるのですが 今年は沼津市が献上茶の生産地に指定されました。
情報元ソース:@S[アットエス] by 静岡新聞
献上茶、丹念に手揉み 20年ぶり謹製式典 沼津
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160427-00000035-at_s-l22
沼津市がお茶を献上するのは昭和58年、平成8年以来3度目となり
4月27日に沼津御用邸記念公園で献上茶記念式典が行われました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160427-00000035-at_s-l22
式典では園主への感謝状贈呈や、沼津茶手揉保存会による手揉みの実演や 地元高校による呈茶サービスなどが行われました。
沼津市は平成28年度の献上茶生産の指定を昨年受け、献上茶謹製事業実行委員を設立。
お茶の生産はもちろん時間をかけて行われるので 1年間の時間をかけてこの事業の成功に向けて尽力してきました。
指定農園として選ばれた農園は4か所で、各農園では失敗できないという重責の中で 無事に献上茶を完成させることができたことに大変な名誉を感じているとのことでした。
献上茶は昔ながらの手間のかかる「自然仕立て」で育て、茶樹の中でも貴重な 「一芯二葉」を手摘みし、その後の工程も手作業によって最高級のお茶に仕上げられる ということで、そのお味も気になるところですね。
献上茶と同じレベルのものを飲めるのかはわかりませんが おいしいお茶を飲んでみたくなった方は、ぜひ沼津に足を運んでみてはいかがでしょうか。
献上茶は6月上旬に宮内庁に届ける予定とのことです。
執筆:街コミNAVI編集部