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2016.08.09.

小山の『ふゆみずたんぼ』


現代社会最大の課題の一つといえば環境問題ですよね。

環境問題というとすごく大仰な感じがしますが、身近な川や山の環境であったり、私たちのすぐそばから 自然環境への配慮で変えられることはたくさんあります。

小山市では「環境にやさしい農業」を推進していて、具体的な政策がいくつか実行されています。
情報元ソース:産経新聞 小山市が農家のナマズ養殖支援 渡良瀬遊水地の環境保全促進狙う
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160727-00000033-san-l09
その代表的なものが平成23年度から推奨されている「ふゆみずたんぼ」です。

これは、稲刈り後の冬から春にかけて田んぼに水を張りためておくことで、稲の切り株やわらを 肥料化させる農法。農薬に頼らない農業ができるようになるので、ドジョウやカエル、小魚など 様々な生物が田んぼに集まるようになりますが、収穫量が半減するというデメリットもあります。

そこで小山市は、減収の補てんをするために 平成25年から農家のホンモロコ(魚の一種)養殖を支援してきました。

現在このホンモロコ養殖は成功を収めているようで、「ラムサールホンモロコ」として 小山ブランドを打ち出して販売しています。

そして今年、新たな収益補てん事業として、ナマズの養殖支援を開始したんだとか。

4月に20,000匹の稚魚を放流し、今のところは順調に事業が進んでいるとのことで、11月ごろに 出荷する予定だそうです。

農家が環境のことを最優先して、減益分は別の事業で埋めるというこのスタイル。 日本の農家の鏡といえそうですね。

第2の小山ブランドとして軌道に乗せることができるのか、今後に注目です。


 執筆:街コミNAVI編集部