皆さんはアート作品などはお好きでしょうか？アート・美術というと、絵や彫刻がすぐに 思い浮かびがちですが、実に様々なジャンルがあります。そんな美術ジャンルの1つ 版画の世界に、世界的に活躍した日本人がいたことをご存知でしょうか？

その人物が、棟方志功（1903-1975）。版画のみならず、20世紀の美術を代表する 世界的巨匠のひとりです。詳しくは知らないけれど名前くらいは聞いたことはある という人も多いかもしれません。

青森県出身、版画・肉筆画の世界で活躍し、文化勲章も受賞した巨匠。 そんな棟方志功に関するイベント「棟方志功サミット in 中野」が、東京都中野区で 10月下旬に開催されます。 中野区はかつて棟方志功が住んでいたこともあるゆかりの地。

青森市と中野区は2014年に交流連携協定を結び、2015年にも青森市・中野区交流事業 「特別展　棟方志功・なかの」を開催するなど、棟方志功関連の事業を中心に交流を 深めてきました。

昨年、出身地である青森でこの「棟方志功サミット」が初開催され、中野区も参加。 第2回目となる今年は中野での開催が決定しました。

中野区では、毎年10月に「東北復興大祭典なかの」を開催していて、今年も開催される 予定の（今年は10月28・29開催予定）このイベントに合わせてサミットを開催する そうです。

サミットでは、参加自治体によるパネルディスカッションや棟方志功の作品などの 展示会などが開催される予定だそうです。まだ少し先のイベントになりますが 是非「東北復興大祭典なかの」とあわせてチェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部