東京都府中市に練習場をもつサントリー・サンゴリアスが、神戸製鋼を27-15四季ぶり四度目の優勝を果たしました。今季就任した沢木啓介監督（41）のもとでチーム一丸となった結果、昨季の9位低迷を跳ね返し見事優勝となりました。

府中での練習が実を結び、史上三度目のリーグ全勝に加え、トライ王にWTB中づる、得点王にSO小野が選ばれました。 今年は「サントリープライド」をスローガンに、府中で練習を積んできたチームは、SH流を主将として団結。

精神面だけではなく、ドローンを用いて撮影した練習映像を分析して練習の改善に取り組んできたそうです。今後、ほかのスポーツでもドローンでの練習撮影が定着するようになるのかもしれません。

府中のグラウンドにドローンが飛んでいる様子を想像すると面白いですね。

ラグビーは身体を使うスポーツであると同時に、頭脳のスポーツだとよく言われる通り、こうして優勝するためには相当の戦略が必要だということなのでしょう。 戦術も空いているスペースを利用したスピード重視のものに変え、進化を続けてきました。

さて優勝後、当然ロッカールームでの祝い酒はサントリーのビール。 大仕事をやり遂げた後で、きっとおいしいビールが飲めたんでしょう。うらやましいかぎりです。一体何の銘柄だったのか気になるところですが。

21日の日本選手権準決勝では学生王者の帝京大との対戦を控えているのですが、期待がふくらみますね。府中へと二冠を持って帰ってほしいものです。


 執筆：街コミNAVI編集部