東京・足立区を舞台としたNHK BSプレミアムのドラマ、「千住クレイジーボーイズ」の試写会が19日に行われました。

その名の通り、足立区の千住地区に住む売れないピン芸人を主人公としたコメディーである本作。主演のイケメン俳優、塚本高史さん（34）のほか、元コンビの相方は小池徹平さん（31）が演じるなど、出演者も豪華なのも魅力です。 お笑いのタレント養成所に通う人も年々増えている昨今、こうしたストーリーはリアリティがあるのではないでしょうか。

実際にテレビに出ている人でも、月々の給料はいまいち、という笑い話をよく聞くように思います。品川祐さんの映画『漫才ギャング』や、最近ではピースの又吉さんの『火花』がヒットしたことを考えても、こうした状況は広く共有されているのでしょう。

さて、足立区北千住をロケ地にしたことについて、主演の塚本さんは「ヤンキーや怖い人が多いのかなと思ったら、全然そんなことなくて人情味あふれる街だった。それが映像に出ていると思う」とコメントされました。

また、漫才も演技のひとつであるとはいえ独特のテンポがあるものです。初共演の小池さんとの演技は初日だったので苦労したそうですが、「気持ちよくできたという感触があった」とのこと。

足立区に引っ越してきたばかりのシングルマザーを演じる比嘉愛未さん（30）は、塚本さんを罵倒するシーンがあったそうで、塚本さんは「とても怖かった。比嘉さんの中にああいう部分おあるのかも。沖縄の血が騒ぐのかな」と漏らしていました。

足立区のみなさんは、自分の家の近所が映っているかもしれませんよ！是非その目で確認してみてください。ドラマは2月15日、午後10時放送です。


 執筆：街コミNAVI編集部