ファッションショーを見に行ったことはありますか？実際に行った事はなくても、テレビなどでその様子を見たことがあるという人は多いですよね。

ファッションショーというと、やはりスタイル抜群で若いモデルさんがランウェイをさっそうと歩く…というのが一般的なイメージだと思いますが、東京・巣鴨でその常識を打ち破るファッションショーが開催されているのを皆さんはご存知でしょうか？…その名も「ガモコレ」。 このショーの一番の特徴は、モデルがシニア世代（応募資格40歳以上）の一般市民であるということ。「おばあちゃんの原宿」とも呼ばれ、シニアが多いことで有名な巣鴨で2012年に第1回ガモコレが開催されました。

これが大好評を呼び、以来、例年春夏シーズンと秋冬シーズンの年2回開催されています。

全国的には大きな反響を呼び会津若松や銀座、ハワイ、神戸など、巣鴨以外の都市でも出張開催されるほどの大イベントになっています。市民からの支持もあつく、「次のオーディションはいつなのか」といった問い合わせも多く寄せられるのだそうです。

今年も5月14日、西巣鴨の大正大学礼拝堂で開催され、50～90歳のシニア世代29人（女性24、男性5人）が参加しました。

披露されるファッションは地元婦人服店のお薦めファッション、一般モデルのお気に入りファッションなどとなっていて、こうした点も地域活性化、市民の活力アップに寄与しているようです。興味のある人は是非、一度ガモコレの詳細をチェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部