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2016.10.10.

新座『さんま祭り』


秋といえば食欲の秋、という人も多いと思いますが、そんな秋の味覚の代表格の1つが さんまですよね。

今では年中食べることもできますが、やはり秋のさんまは脂がのって格別のおいしさです。 埼玉県新座市では、そんなさんまをみんなで楽しむ「さんま祭り」が開催されました。
情報元ソース:埼玉新聞 巨大コンロで炭火焼き、新座でさんま祭り 住民ら、旬のサンマ味わう
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00010002-saitama-l11
新座市の栄4丁目商店会で開催されたこの「さんま祭り」は、2012年に鮮魚店「魚双」を経営する 若村さん(商店会会長)が東日本大震災の被災地の復興支援などを目的に始めたものです。

宮城県の石巻から直送されたサンマをみんなで楽しむ、このお祭りは初開催以来、毎年開催され 今年で5回目となったようです。

石巻市の水産復興協議会と協力して開催してきましたが、年々祭りが盛り上がり、今年は 宮城県と石巻市がプロジェクトと位置付けて、職員を応援に派遣するほどになりました。

栄4丁目商店会は昨年、さんま祭りで商店街活性化に功績があったとして、元気な商店街応援事業で 県知事表彰さもれました。今年は約1万匹ものさんまを炭火焼きにしてみんなで食べたり 直売したそうですよ。

宮城県から派遣されてきた応援の人たちに加え、近隣の新座総合技術高校や新座市立第三中学校の 生徒、十文字学園女子大の学生らも協力して、宮城と新座の人と人の交流も生まれたのだそうです。

素敵なイベントですが、復興支援など、志があってもなかなか行動には移せないもの。 商店会長の気概には頭が下がります。


 執筆:街コミNAVI編集部