ホーム TOP > フォルダ 都道府県 > フォルダ 埼玉 > フォルダ 鴻巣

2020.05.15.

鴻巣の日枝神社で、貴重な彫刻が見つかる


鴻巣にある"日枝神社"が今注目を集めているということを知っていますか?

なぜ、この鴻巣にある神社が話題となっているのかというと、その理由はこちらの神社の本殿にあるんだとか。

こちらの鴻巣の日枝神社の本殿を保護する覆い屋はこれまで長い間いわゆる"開かずの間"になっていたそうなんですが、最近になって掃除をする際に本殿に国宝として認定されている「聖天堂」と同様の彫刻が本殿の四方に施されているのを発見し、注目を集めることになったというわけなんです。
情報元ソース:埼玉新聞 国宝にそっくり 鴻巣小谷の日枝神社、本殿に聖天堂と同様の彫刻 竜や七福神、共通するモチーフも
https://news.yahoo.co.jp/articles/c821d94e244d80aaf9556d33b917f9b8762cbfb9
こちらの神社は鴻巣の地域を鎮守する神社なのですが、これまでは本殿の覆い屋の中は正面を覗くことができただけだったので、四方に施された彫刻に気づくことがなかったということなんです。

こうした理由だけで長い年月の間、気づかれずにいたということにも驚きですが、その彫刻が国宝で有名な聖天堂と同様ということで、こちらの神社との繋がりなどさまざまなことが判明することになったというのも面白い話ですね。

とは言え、こちらの彫刻はこれまでに気づかれなかったために保存状態は良いものの、一部壊れているところもあるそうで、その修繕費を募金を行なっていくそうです。

そんな注目が集まっているこちらの日枝神社ですが、正月には本殿へのライトアップをし、格子越しに見えるようにしたところ、正月だけで1年分のお賽銭が集まったそうでいかに注目度合いが高まっているかが伺えますね。

まさに"開かずに間"にあった秘密であるこちらの彫刻を見に鴻巣へと足を運んでみてはいかがでしょうか?

(2020年5月13日に書かれたコラムです)


 執筆:街コミNAVI編集部