日本を代表する浮世絵師といえば「葛飾北斎」の名前をあげるという人は多いのではないでしょうか？それほどまでに有名な存在である葛飾北斎ですが、その作品を実際に見てみたことはありますか？

島根では今回、そんな葛飾北斎をテーマにした展覧会が開催されているということでニュースになっているんです。 開催されているのは島根にある「グラントワ」、今回の展覧会は浮世絵師である葛飾北斎の生涯を紹介するというものの後期展になるのだとか。

島根でも今回のような貴重な作品を見られる展覧会はそれほど多くないでしょう。

葛飾北斎の代表作として知られている"富嶽三十六景・凱風快晴"といったとても貴重な初期の作品が島根で見られるということでファンの方のみならず興味のある方にとってはこれを機会に足を運びたい展覧会になっているのではないでしょうか？

ちなみに今回の島根での展覧会は会場となるグラントワの開館15周年を記念したものとなっているそうで、展示されている作品の数はなんと196点にもなるという力の入り方にとても気合いが入っているのが感じられますね。

作品はとても有名で知られる葛飾北斎ですが、その生涯を知る機会というのはなかなか無いことかもしれません。

そして、版画だけでなく様々なジャンルの作品を生み出している側面を知る機会にもちょうどいい展覧会とも言えるので気になる方はぜひ実際に世界に誇る浮世絵師である葛飾北斎の作品を実際に見てみてはいかがでしょうか？

（2020年11月3日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部