伊賀といえば忍者で有名な地域ではありますが、今回、そんな伊賀にぴったりの愛称がつけられた駅があるということで話題となっているんです。

伊賀を走る伊賀鉄道の駅の一つである丸山駅ですが、今回そんな丸山駅の愛称として女性忍者の通称である"くノ一"のちなんで、「くノ一グラウンド前」として名付けられ、さらに愛称がしっかりと載せられた看板もお披露目されということで注目を集めているのだとか。 どうして「くノ一グラウンド前」といった愛称になったのか不思議に思う人も多いのではないでしょうか？

実は、こちらの「くノ一グラウンド前」こと丸山駅の近くには女子サッカーなでしこリーグ1部の「伊賀FCくノ一三重」の練習嬢があるためになんだそうです。

伊賀を代表する実力派チームということですから、その知名度などを利用して地域を盛り上げるためといった目的があるのかもしれませんね。

とはいえ、こうした愛称が付いているとなにかと親近感もわきやすいですし、一風変わった愛称ということもあって地域を伊賀以外へアピールするのにも一役買ってくれそうなアイデアとなっているのではないでしょうか？

そんなチームを応援する意味を込めて伊賀鉄道ではチームカラーである緑の忍者列車に選手の写真を飾ったりするといった活動もしているそうなので、もし近くまで足を運ぶことがあればぜひこの少し変わった愛称がついた駅に降り立ってみるのもいいかもしれませんね。

（2020年12月2日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部