福島に古くから伝わる伝説といえば「安達ヶ原の鬼婆」が有名なところではないでしょうか？

福島のみならず全国的にも知られているこちらの伝説は人間を食べる鬼婆に関する物語なのですが、そんな伝説が残る福島の二本松ではそんな伝説からヒントを得たオリジナルカレーメニュー「オニババ出刃ーグカレー」を開発し販売を開始したということで話題となっているんです。 こちらの福島で話題となっているカレーは伝説の鬼婆をイメージして表現したなんとも変わったカレー。

黒と赤の2種類のカレーをうまく使って伝説の鬼婆のようなおどろおどろしい雰囲気を見事に表現したものになっているのだとか。

その見た目のインパクトはかなりのものになっていて、ライスの上には鬼婆が使っていた出刃包丁を模したハンバーグがトッピングされていたり、鬼婆の目玉を表現した卵もトッピングされていたりとそのクオリティに驚く人も多いでしょう。

とはいえば、試行錯誤を重ねて開発されたカレーだけあって見た目だけでなく味の方にも自信ありということで一度食べてみれば病みつきになるかもしれない美味しさと仕上がっているようですね。

福島の伝説としても有名な安達ヶ原の鬼婆伝説ですが、まさか現代になってカレーとなって復活するとは思ってみなかったという人も多いのではないでしょうか？

見た目もさることながらその味も気になる話題のカレーを福島でぜひ味わってみるのもおもしろそうですね。

（2021年1月25日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部