どんな時代でも芸術というのは見る人の心を平和に気持ちにするものであるという側面もあるかもしれません。

高知ではそんな平和への願いを込めた作品展が開催されているということでニュースとなっているんです。 高知にある高知県立美術館で開催されているのは「高知平和美術会」というもの。

こちらは高知では恒例となっている作品展なので、地元の方なら知っている人は多いのではないかという人気の作品展なんだとか。

今回の作品展で集まった作品のジャンルは様々で絵画もあれば写真や書道作品もあり、多岐に渡る7部門に分かれた作品が106点も展示されているそうです。

平和な心というのはやはり満たされた心があれば自然と生まれてくるものかもしれません。人の心を打つ芸術作品を見ることで人の心は満たされていることでしょう。

作品展に展示されている作品にはそんな平和を願う作品も多く集まっているそうで、中には和紙の中でも最も薄い和紙として知られている"土佐典具貼紙"を使用してなんと一年をかけて制作されたというちぎり絵作品などもあるということなのでぜひ足を運んだ際には見ておきたいところ。

こうした芸術を楽しむ余裕や気持ちの豊かさも平和を生み出す要因といったところなのかもしれませんね。

開催はしばらくの間続くのだそうですから、ぜひ興味のある方は今回の作品展で芸術を通して平和について考えを巡らせてみてはいかがでしょうか？

（2021年8月2日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部