今年、芸能生活50年目を迎えた吉本新喜劇の池乃めだかさんが 生まれ育った大阪府守口市をPRする「もりぐち夢・未来大使」に就任しました。

池乃さんは、大阪府守口市出身。 守口市第一中学卒業後は三洋電気で6年半勤務しています。

その後、1966年に23歳で芸能界入りしました。 1976年には吉本興業へ移籍し「吉本新喜劇」に入団。 その頃に「池乃めだか」と改名しました。

池乃の名付け親は六代桂文枝。めだかは本人が名付けたそうです。

池乃さんといえば大阪を代表する芸人です。 大阪府民であればだれでも知っている「ちっさいオッサン」として親しまれていますが その生い立ちは波乱万丈でした。

幼少期に父が病死、母は病気がちで一家の家計のために 中学時代にはアルバイトをして高校進学を断念。

サラリーマン時代には、上司から宗教の勧誘を受けてそれを断ったことで 気まずくなり脱サラをしています。

公称身長は149センチですが、実際は145センチしかありません。 大阪道頓堀のくいだおれ人形（くいだおれ太郎）よりも身長が低く 自分の娘が小学校の時に身長を追い抜いてしまったというエピソードもあります。

その身長を活かしたキャラクターは、吉本新喜劇に欠かせない存在となっていて 現在もステージで活躍し、多くの人々を楽しませています。

池乃さんは苦労した時代があったからこそ、お笑い芸人となった今 たくさんの人を笑顔に変える事ができているのだと感じています。

現在72歳とは思えないパワフルな芸で、これからも大阪を元気にしてほしいです。


 執筆：街コミNAVI編集部