


2016.01.09.
愛知のおさる神社こと『日吉神社』
サルを神の使いとして祀り「おさる神社」として知られている 愛知県清須市の日吉神社が、例年の5倍以上の参拝客で賑わいました。
愛知県・日吉神社の神様の使いはサルと言われていて、拝殿前に配置されているサルは 青銅製の神申像で、鳥帽子をかぶった正装で狛犬と同様で、阿吽になっています。
情報元ソース:毎日新聞
<おさる神社>福を求めにぎわう…愛知・清須
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160102-00000020-mai-soci
愛知の日吉神社にあるこの像は、1921年(大正10年)奉猿会が奉納したそうで
境内には全部で24体もの申の像があります。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160102-00000020-mai-soci
屋根の瓦の切隅に御幣を持った申が、奥の神殿横にも左右に3体ずつ配置されています。
また平成16年の申年の正月には 異色日本画家井上北斗氏による巨大申絵馬が拝殿右側に奉納されています。
愛知にある日吉神社を信仰する人物は多く 松坂屋の創業者伊藤次郎左衛門の祖、織田信長の家臣であった伊藤蘭丸もその一人。
故あって商人となり清州にて絹布商を営んでいて、その後「松坂屋」で大発展しました。 愛知の日吉神社を深く崇敬し、慶長8年に、御幣を担いだ申の絵馬を奉納しました。
当時のものは伊藤家にあるとされ、現在神殿に掲げられている絵馬は 明治時代に小田切春江によって描かれた複製のものです。
日吉神社で人気があるのは申だけではありません。
神社の一角には「子産石」と称される女陰石があり、女性がこの石に触れると たちどころに解任すると伝えられています。
そのほかにも人形供養を行っていたり 「大丈夫」と刺繍されたユニークな大丈夫守りなどが販売されています。
申年の今年、一度 愛知の日吉神社に足を運ぶと運気がアップしそうですね。
執筆:街コミNAVI編集部