歴史はお好きでしょうか？近年、刀剣ブームや、大河ドラマのヒットなどで戦国時代の人気が 高まっていますが、戦国大名の中でも特に人気が高く、有名な戦国大名の1人に上杉謙信がいます。

さすがにこの名前は皆さんご存知ですよね。戦国時代には越後を納めた戦国武将です。 そんな上杉謙信に関連する朱印状などの古文書約80点が新潟県上越市に寄贈され、注目を集めています。 寄贈したのは上杉謙信の重心だった柿崎影家の子孫の方。

上越市柿崎区一帯を支配し、家臣の中でも重要な役割を果たしていた柿崎家ですが 謙信の死後、上杉家を継いだ景勝について会津、米沢へと移転していたため、上越市にはほとんど 上杉家に関する古文書が残されていないという状況になっていました。

今回、柿崎家の子孫から「ゆかりのある上越市に寄贈したい」との申し出があり 418年ぶりに、上杉家ゆかりの古文書が上越に帰ってきたそうです。

約200点ある柿崎家古文書のうち、明治時代以前の約80点が寄贈されました。

非常に歴史的価値の大きい資料もあり、これから歴史研究に活かされるとのこと。 今月6・7日にはその一部が上越市柿崎区保健センターで展示されましたが、17日～22日にも 上越市埋蔵文化財センターで一部が公開されるということなので、戦国武将好きな人、興味のある人は 是非上越まで足を運んでみてはいかがでしょう？

夏休みという事で、子どもを連れていくのもいいかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部