日本全国の各自治体では、優れた功績を残した人に対してさまざまな表彰を送るイベントが ありますよね。市民栄誉賞などがわかりやすい例かと思いますが、市民団体が主催する ものも含め、地域の貢献に対して表彰を行うイベントは本当に多種多様に存在しています。

そんな、地域に密着した表彰がまた1つ、愛媛県で行われたということです。 賞の名は「第32回 愛媛出版文化賞」。その名の通り、愛媛県内在住者または愛媛県に 関係のある図書の中から、優れたものを選んで表彰するこの賞。

出版元などは関係なく、愛媛県在住者の書いたものと、愛媛県に関する著書すべてが 対象となる賞です。愛媛県の出版文化だけでなく、広く地域文化発展に寄与することを 目的として、愛媛新聞が主催しています。

1985年から毎年行われている歴史ある賞で、今年は4部門に応募が計58点。それぞれの 部門賞が１点ずつと奨励賞4点が選出されました。共同著作含め、受賞者は9名と なりましたが、上の世代から、若い世代まで受賞者が及んでいたことは、これからの愛媛の 発展などについて考えても希望の持てるいいことだなと思います。

派手な賞ではありませんが、民間がこうした賞をたくさん作って、活動を奨励していく ことで地域文化は盛り上がっていくのだなと改めて認識させられます。

皆さんも、自分の住む地域のこうした賞について調べてみると、新しい発見や、様々な 分野で頑張っている人たちのことがわかって面白いと思いますよ。


 執筆：街コミNAVI編集部