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2017.02.24.

子安神社(千葉)の湯立神楽


千葉県の子安神社にて、2月28日「湯立神楽(ゆだてかぐら)祭」が行われるそうです。安産や子宝にご利益があるとされるこの子安神社ですが、どんなお祭りが行われるのでしょうか。

千葉県千葉市にある子安神社は、桓武天皇の延暦年間に築かれたと言われています。御神体は特定の神様ではなく、千葉県のこのあたりを支配する豪族によって作られたとされる「子安古墳」を御神体としてはじまったそうです。古墳が御神体の神社は実はたくさんあるようですね。
情報元ソース:みんなの経済新聞ネットワーク 千葉・子安神社で「湯立神楽祭」 一年の無病息災願い湯を振り掛け /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170216-00000027-minkei-l12
千葉県は特に全国でも古墳の数が多く、都道府県では5本の指に入るとも言われているので、こういった神社が他にもありそうです。

湯立神楽祭は室町時代に始まったと言われていて、大釜にたっぷりのお湯を沸かし、参拝者は神主から熊笹に浸したお湯をふりかけてもらって一年の無病息災を願います。当日はこの湯立の行事の他に、神楽殿で「十二座神楽」の奉納も行われます。

この神楽は湯立神楽祭の他にも、節分祭、子安神社講社祭、例祭など年4回奉納されているんですよ。古くから伝わる貴重な民族芸能として現在まで伝承されてきた神楽です。神楽は15時から、湯立神事は17時から開催予定となっています。

御神体となっている子安古墳は円墳で、子安神社の本殿裏から実際に見ることができます。なかなか普段から御神体が見られる神社は少ないので、是非見てみたいですね。

子安神社は参拝すれば御朱印もいただけるようなので、千葉県の他の神社とあわせてお参りしてみてはどうでしょうか。


 執筆:街コミNAVI編集部