前橋発のコンビニが消えてしまうかもしれないというニュースです。

コンビニは生活にとって欠かせない分、各チェーンに関しては個人的な好き嫌いが分かれるところだと思います。スイーツだったりお弁当だったり、各々の得意分野があるものの、生き馬の目を抜くような切磋琢磨の激しい業界なのです。

さて、そんな中ファンの多い前橋のコンビニチェーン、「セーブオン」が2月1日に、ローソンとの業務提携を発表しました。来年末までに、群馬県内の180店を含む6県503店がローソンに転換する予定です。 ファンからはセーブオンという名前が無くなることへの寂しさや、ある人気商品が無くなってしまうのではないかという懸念が広がっています。

その商品とは、前橋はもちろん群馬県民全体のソウルフードである「焼きまんじゅう」なのです。

前橋発であるセーブオンの焼きまんじゅうは名物商品で、吉岡上野田南店は、平日約200本、土日など休日約300本も売れるということで、常連客がわざわざ焼きまんじゅう目当てに買いに来るほどなのです。

ただし、平田実社長の会見コメントでは、人気商品の存続は「協議したい」と述べられており、ネットなどで見られる焼きまんじゅう人気が加味される可能性も示唆しました。セーブオンへイラストを描いたこともある漫画家の井田ヒロトさんも、焼きまんじゅうの存続を祈りながら、このことは「県民最大の関心事」であると述べていました。

一体、焼きまんじゅうは残るのか残らないのか。前橋、そして全国のセーブオンファンの皆様、行く末を見守りましょう。


 執筆：街コミNAVI編集部